CBRN Masks · 防災ツール

核爆発シミュレーター

近くで核爆発が起きた場合の爆風、熱、放射線の影響範囲と、放射性降下物が風でどこに運ばれ、いつ到達するかを確認しましょう。

知る。理解する。備える。お住まいの地域で使える無料ツール。

1メガトンを超える爆発規模は、基本となる参考範囲を超えて概算で外挿しています。教育目的の推定値であり、緊急時や安全性の判断に使える検証済み予測ではありません。

シミュレーターを読み込み中…

地図を準備しています。少々お待ちください。

教育目的のモデルであり、実際の予測ではありません。緊急時は公的機関の警報・指示に従ってください。使い方 ↓

使い方

  1. 1
    場所を選ぶ都市名や郵便番号を検索するか、地図をクリック、または現在地を使用します。現在地を使うと、最寄りの大都市を爆心地に設定し、現在地への影響を表示します。
  2. 2
    核爆発の条件を設定爆発威力を1キロトンから1メガトンまで選び、放射性降下物が多い地表爆発か、爆風被害が広がる空中爆発かを選択します。
  3. 3
    放射性降下物を追跡風を設定します。色付きの帯が降下物の強さを示し、地図の下には現在地への到達時刻と減衰の速さが表示されます。

爆風と熱の影響は数秒で終わります。しかし放射性降下物は残ります。

火球、衝撃波、熱線は爆発後の数秒間に被害をもたらします。地表爆発では放射性の粉じんも巻き上がり、風で数十~数百km運ばれ、その後数時間かけて地表に沈着します。

爆風被害圏の外では、放射性降下物が主な危険になります。強さは急速に低下するため、最初の1~2日を安全な避難場所で過ごすことが特に重要です。

放射線そのものには遮蔽が必要ですが、屋外へ移動する際、密着する粒子用フィルター付き防毒マスクは放射性の粉じんの吸入防止に役立ちます。

爆発威力別の核爆発の被害半径

地表爆発の爆心地からの距離を、シミュレーターと同じモデルで平坦な地形と晴れた大気を想定して計算しています。

爆発威力火球甚大な爆風被害(20 psi)中程度の爆風被害(5 psi)第3度熱傷軽度の爆風被害(1 psi)風下で降下物が≥1 Gy/hとなる到達範囲
15 kt(広島)0.3 km · 0.2 mi0.5 km · 0.3 mi1.1 km · 0.7 mi1.4 km · 0.9 mi3.5 km · 2.2 mi31 km · 20 mi
100 kt0.6 km · 0.3 mi1.0 km · 0.6 mi2.2 km · 1.3 mi3.2 km · 2.0 mi6.6 km · 4.1 mi74 km · 46 mi
300 kt0.9 km · 0.5 mi1.5 km · 0.9 mi3.1 km · 1.9 mi4.8 km · 3.0 mi9.5 km · 5.9 mi121 km · 75 mi
1 Mt1.4 km · 0.9 mi2.2 km · 1.4 mi4.6 km · 2.9 mi7.4 km · 4.6 mi14 km · 8.9 mi208 km · 129 mi

降下物の距離は爆発1時間後に1 Gy/h(100 rad/h)となる参考帯で、核分裂割合50%、風速24 km/h(15 mph)を仮定。広島に相当する高度での空中爆発は中程度の爆風被害範囲を約40%広げますが、局地的な放射性降下物はほとんど発生しません。

必要になる前に備える

ご家族全員のための防護用品

よくある質問

核爆発シミュレーターでは何がわかりますか?

選んだ地点で核爆発が1回発生した場合の主な影響を示します。火球、重度・中程度・軽度の爆風被害、初期放射線、第3度熱傷、地表爆発で風に運ばれる放射性降下物の帯を表示します。距離は民間防衛計画で使われる標準的な参考モデルに基づきます。

核爆発の爆風はどのくらい遠くまで届きますか?

爆発威力と爆発高度によって異なります。100キロトンの地表爆発では、約2.2 km(1.3マイル)以内で住宅の多くが倒壊し、第3度熱傷は約3.2 km(2マイル)、窓ガラスの破損は約6.6 km(4.1マイル)に達します。1メガトンでは、それぞれ約4.6、7.4、14 km(2.9、4.6、8.9マイル)です。空中爆発は中程度の爆風被害範囲を約40%広げますが、局地的な降下物はほとんどありません。表では代表的な4種類の威力を比較できます。

結果はどのくらい正確ですか?

平坦な地形と晴れた大気を仮定した計画用の概算です。実際の影響は建物、地形、天候、兵器の特性によって変わります。実際の事故の予測ではなく、影響の規模を理解するために利用してください。

降下物の色は何を表していますか?

各帯は爆発1時間後の屋外線量率に換算した参考値を示します。遠くでは降下物が遅れて、弱くなって到達します。10 Gy/h:避難場所がなければ数時間で致命的。1 Gy/h:十分な遮蔽がなければ生命に危険。100 mGy/h:長時間被ばくすると放射線障害のおそれ。10 mGy/h:高い値であり、被ばくを減らすため屋内退避が必要。爆発7時間後の線量率はこれらの約10分の1になります。

今日の天気を利用できますか?

はい。「現在の現地天気を使用」を選ぶと、ノルウェー気象研究所(MET Norway)の予報モデルから爆心地のその時間の風速と風向を取得します。参考用の情報であり、実際の出来事を予測するものではありません。設定は後から変更できます。

防毒マスクは核放射線から身を守りますか?

防毒マスクはガンマ線を遮りません。放射線自体には遮蔽や距離が必要です。一方、放射性の粉じんや汚染粒子が肺に入るのを防ぐ効果があり、体内からの被ばくを減らせます。汚染地域を移動する必要があるときに呼吸用保護具が重要なのはそのためです。

核爆発後はどのくらい屋内にとどまるべきですか?

米国CDCは「屋内に入り、屋内にとどまり、情報を確認する」ことを推奨しています。当局の別の指示がない限り、少なくとも24時間は屋内にとどまってください。降下物の線量率は爆発7時間後に約10分の1、2日後には約100分の1になります。

シナリオを共有できますか?

「シナリオを共有」では設定と選択地点を含むリンクが作られます。場所の情報も含まれるため、信頼できる相手にのみ共有してください。

モデルの仕組み・前提条件と出典

爆風:H. L. Brode『Airblast from Nuclear Bursts – Analytic Approximations』(1986)による最大過圧20 psi(138 kPa)、5 psi(34 kPa)、1 psi(7 kPa)。空中爆発の高度は広島に相当する235 m × W^1/3(15 ktで約580 m)。火球の最大半径は分離半径の2倍(Glasstone & Dolan『The Effects of Nuclear Weapons』1977、式2.127)。第3度熱傷の閾値:Q = 5.73 × W^0.081 cal/cm²(DNA報告『Flash Burn Casualties from Nuclear Explosions』1980)。熱透過率は1987年のソ連資料をGLASSTONEライブラリで数値化した、視程約10~20 kmの値。初期放射線は同資料の500 rem(5 Sv)の到達距離。地表爆発の降下物はGlasstone & Dolanの表9.93を核分裂割合と風速で調整。到達時間=距離÷風速(最短30分)。減衰はR(t) = R₁ × t^−1.2。地形、建物、降雨による沈着、風の鉛直変化、死傷者数は考慮しません。任意の現在の天気はMET Norway Locationforecast 2.0(CC BY 4.0)から爆心地の風速と風向を取得します。

地図:VersaTiles、© OpenStreetMap contributors。地名・郵便番号:GeoNames(CC BY 4.0)。原子炉データ:GeoNuclearData(ODbL 1.0、IAEA PRISを基に作成)およびWikipediaがまとめたIAEA研究炉データベース(CC BY-SA 4.0)。稼働状況は2026年10月時点。現在の天気(任意):MET Norway(CC BY 4.0)。位置情報を許可しない場合、ストアが検出する国とブラウザーのタイムゾーンから初期表示地域を推定します。都市検索はブラウザー内で実行され、正確な現在地は許可を得た場合のみ、このタブ内で使用します。「現在の現地天気を使用」はシナリオ地点の座標をMET Norwayに送信します。地図タイルの取得時には、表示範囲が地図提供元に伝わります。